節分の豆まき!正しい作法をここでチェック!

こんにちは☆

2月3日は、節分ですね。

最近は恵方巻きの方が、メジャーになってきましたが、
もともとは、節分といえば、豆まきです。

スーパーでも、この時期
節分用の大豆、落花生が販売されますよね。

豆まきは、各家庭により、独自ルール化している
ことが多いそうです。

独自ルールがある場合は、それでもいいと思いますが、

 ・そもそも作法・ルールを知らない
 ・今やっている作法で、本当にいいのかな

という人もいると思います。

今日は、そんな人のために、
節分の豆まきのお作法を、わかりやすく書きたいと思います。

では、いきますよ~♪

☆ どうして豆まきをするの?


まず、そもそも
なぜ節分に豆まきをするのでしょうか?

旧暦では、立春から1年がスタートするとされていたため、
2月の節分は、今の大晦日にあたる日でした。

そのため、節分に鬼の出る方角に豆をまくことで、
邪気を清め、新しい年に福を呼び込もうとしていたのです。

昔の人は、災害、病、飢饉など、
人間の想像力を超えた恐ろしい出来事は
すべて鬼の仕業と考えていたので

鬼を退治することは、とっても重要だったのですね。

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☆ いつ?誰がまくの?


鬼は夜中にやってくるので、
夜にまくのがいいです。

本来は、一家の主人年男
まくものだとされてきました。

鬼を退治するのは、やはり一番強い
家長がよいとされてきたんですね v(。・ω・。)ィェィ♪

そのため、昔は子供は、豆をまきませんでした。

しかし、今は家族のイベントとして、
主に子供たちがまくのが、中心になっていますよね。

なので、厳密にこだわる必要はないと思います。
家族みんなで、まいちゃいましょうO(≧∇≦)O


☆ まく場所の順番は?


まずは、にまきます。

窓を開けて、「鬼は外!」2回唱えながらまき、
終わったら、鬼が入ってこないように
急いで戸を閉めるようにします。

スピードが大事です
この掛け声、室町時代から使われてきたようです。

なるべく元気よく大勢でいいましょう!
そうすると、びびって、鬼は逃げていくそうですよ☆


その次は、室内です。

玄関から、1番遠い奥の部屋から始めて
最後に、玄関という順番にです。

このとき、「福は内!」2回唱えながら、
各部屋にまきましょう。

これで、ちゃんと福を招くことができます。


☆ 豆の種類は?


福豆=炒った大豆をを使います。

本来は、お祓いを受けた豆を使用するようです。

お祓いを受けるのは、なかなか
難しいのですよね。

なので、スーパーで売っている「節分用の大豆」を
購入すればいいと思います。

たいていは、すでに炒ってあるので、
そのまま使えます。

更に、それを升に入れて神棚に供えるか、
目線より高い場所に置いておけば
お祓いの代わりになります。


大豆は、米よりも粒が大きく
悪霊を祓うのに最適であると考えられていました。

また魔の目(魔目=まめ)に、豆をぶつけて
魔を滅する(魔滅=まめ)にも通じるそうです。

うーん、ところで、
なぜ炒ってある必要があるのでしょうか?

これは、生の豆をまいて、拾い忘れた場合、
鬼を退治した豆から芽が出てしまうと、
縁起が悪いとされていたからです。

炒る」が「射る」にも通じます。
「魔目(まめ)」を「射る」ことで、「魔滅(まめつ)」となるわけです。

へぇ~(´・ω・`)
昔の人は、いろいろ考えていたみたいですね。

そのほかにも、
炒った豆の方が、炒る前の豆より固い分、
鬼に対する攻撃力が増すからとも言われています。

ひゃー!たしかに、痛そうですよね。
ちょっと鬼に同情します(・ω・`)


☆ まき終わったら?


まき終わった後は、
年齢に一つ加えた数の豆を食べます。

もともと、数え年の数だけ豆を食べるという風習だったので、
現在の満年齢では、年齢+1個食べることになります。

この豆を食べると1年間、無病息災でいられるそうですよ。
なので、忘れずに食べてくださいね♪

とはいうものの・・・
 
そんなに多く食べられないよ~(`・ω・´)プンプン

という方もいらっしゃると思います。


そんなからは、福茶で代用しましょう。

福茶というのは、
お椀に豆を入れ、そこにお湯やお茶を入れ、飲みます。

これを飲めば、豆を食べたのと
同じ効果があると言われています♪

これで、無事、豆まきはおしまいです。


☆ おまけ(豆まき以外にも、鬼を撃退する方法が?)


鬼の嫌いなものは、豆のほかに
「臭~い鰯(いわし)の頭」と
「痛~い柊(ひいらぎ)のトゲ」があるとされています。

そのため、鰯の頭を焼いて柊の枝に刺し
それを家の戸口に置いて、鬼を寄せ付けないようにする
焼嗅(やいかがし)という風習が生まれました。

柊

これ、2重鬼をブロックする仕組みです。

まず、鰯のにおいで、鬼を寄せ付けず、
それでも近寄ってきた鬼は、柊の葉が刺さるので
逃げていくそうです。

鬼が、小さな柊を恐れるとは思えないのですが・・・(´・ω・`)

この風習、平安時代からあるみたいです。
面白い考え方ですよね。

さすがに玄関先に飾るのは、ご近所さんとの関係で
難しいかもしれないので、最近では、室内に飾るところも多いようです。

たしかに、玄関に鰯の頭が置いてあったら、
やや気持ち悪い気がします。

人間も、追い払っちゃいます(;-ω-)

また、節分に鰯料理を食べることで、
代替しているところもあるようです。

こっちの方が、まだできそうですよね♪


☆ おわりに


これで、正しい豆まきの仕方が、身についたと思います。
独自ルールもいいですが、
本来のやり方や、その由来を知ると
もっと楽しく節分をすごすことができると思います!

読んでくださり、ありがとうございました♪

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