ひな祭りの料理の意味は?由来は?子供にもわかるよ!
こんにちは☆
ひな祭り、桃の節句といえば、
女の子のお祝いですね ( ´ ▽ ` )ノ
ひな人形を飾ることで有名ですが、
ひな祭りに食べる料理も、最近では有名です。
ちらし寿司、ひなあられ、貝のお吸い物・・・
ひな祭りに食べるごちそう、
それぞれに意味と由来がちゃんとあるんです。
見ためが、華やかで、かわいらしいだけではないんです
(*・ω・*)b♪
ひな祭りに食べるごちそうは5種類あります。
1,草餅と菱餅(ひしもち)
2,ちらし寿司
3,ひなあられ
4,白酒
5,ハマグリのお吸い物
じゃあ、これから1つずつ説明していきますね♪
1 草餅と菱餅(ひしもち)
ひな祭りは、「草餅の節句」ともいわれるほど
草餅とひな祭りの関係は、深~いんです。

草餅には、ヨモギが使われるのが通常です。
このヨモギ、昔から、すごく優秀な植物として
重宝されてきました (*゚ ∇ ゚ )
アっと、びっくり!ヨモギには、こんな作用があるんです。
・腹痛や下痢止めに効く薬草
・邪気をはらう魔除けの草
なので、家の軒につるされることもあります。
つるしているだけで、邪気をブロックしてくれるんです♪
ひな祭りに草餅を食べることで、
邪気を払うという意味があるんですね。
もう1つ、ひな祭りによく見られるのが、
菱餅(ひしもち)。3色のかわいいお餅です。

上から、赤、白、緑の3枚のお餅を
菱形に重ねたものです。
女の子のお祝いに、ぴったりですよね。
これ、とっても縁起がいいお餅なんです。
なので、昔はお正月にも用意されていたそうですよ。
赤=桃の花
白=白酒
緑=ヨモギ
を表しているそうです。
さらに、こ~んな意味もあります o(≧▽≦)o
赤=魔除け
白=残雪のようなので、清浄
緑=ヨモギの力で、邪気を払う
3色の組み合わせは、キレイだし、完璧ですよね♪
じゃあ、菱形であることにも、意味があるのでは・・・?
みなさん、そう思いますよね。そうなんです (b・ω・d)グッ!
菱形に切られている理由は、
龍に襲われそうになった娘を救うのに、
菱の実を使って退治したという
仏教の説話があるからです。
女の子を救った菱の実の形にすることで、
女の子を守る意味があるみたいです。
へぇ~!(´・ω・`)
ちょっと連想ゲームみたいですが、
現代社会も物騒なことが多いですから。゚゜。えー(⊃´Д`⊂)ーん。゜゚。
女の子を、しっかりまもってあげて欲しいですよね
2 ちらし寿司
見た目の彩がよくて、
縁起がいい食べ物がたくさん入っていることから、
ひな祭りの定番メニューになったようです。
ちらし寿司に入っている具!こんな意味があるんです。
・海老=生命・長寿(腰がまがっているからです)
・レンコン=見通しのよさ(穴があいてるからです)
・豆=健康でマメに働ける
ほかにも、
沢山の具を混ぜる事から、
成長しても食べるものに困らないように
という意味が込められていようです。
ただ、ちらし寿司は、
他のお祝いでも使えるごちそうで
特別、ひな祭りと関係があったわけではないんです(*・ω・*)b♪
緑のみつば、黄色の玉子、オレンジのにんじんなどの
華やかな彩りが、春を連想させますし、
見た目が華やかなので、女の子のお祝いに、ピッタリですよね。
そのため、ひな祭りに食べられるようになったようです。
つくるのが簡単なのも、ママにとってはうれしいですね。
我が家では、豆をいれたことはなかったのですが、
今度のひな祭りには、豆をいれちゃいます。
健康でマメに働きたいです☆
3 ひなあられ

3色のきれいな色が特徴ですよね。
これ、餅や豆などに砂糖を混ぜて、炒ったものです。
この色も、それぞれ意味があり、
赤=生命
白=雪の大地
緑=木々の芽吹き
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春の訪れを意識させますよね o(≧▽≦)o
この3色のあられを食べることで、
自然の力を授かり、健やかに成長できるそうです。
これは、女の子の成長にかかわる縁起ものみたいですね。
甘くておいしいし、こどもにも人気です。
といっても、ひな祭りくらいしか食べないので (´・ω・`)
今年も、スーパーで買おうと思います♪
4 白酒
江戸時代後期あたりから、
ひな祭りに、白酒が飲まれるようになったそうです。
これには、こんな逸話があるんです(*・ω・*)b♪
その昔、大蛇を宿してしまった女性が
白酒を飲んで、胎内の大蛇を流産させた
との言い伝えから、悪い子が宿らないように
飲むようになったといわれています。
これから、妊娠の予定がある方、
ぜひ、ひな祭りに白酒、飲んでみてくださいね (*゚ ∇ ゚ )
ただ、白酒はアルコール10%前後もあり、
とってもアルコール濃度が高いんです。
お酒に弱い方は、くれぐれも注意して
飲んでくださいね。
なので、お酒に弱い人やこどもは、
ノンアルコールの甘酒で代用するのが、おススメです。
ひな祭りのシーズンになると、
スーパーにも、ひな祭り用の甘酒が並ぶと思うので、
そちらを試してみてくださいね。
5 ハマグリのお吸い物
かつて3月3日は大潮で、
この日に潮干狩りをして獲った貝を、
神様にお供えした後、それを食べたことの名残で、
今もひな祭りに、貝をつかった料理を食べるようです。
そのなかでも、一番メジャーなのが、
ハマグリのお吸い物なんですね。
アサリを食べるお家もあると思います。
また平安時代の末期には、
「貝合わせ」という遊びがありました。
これ、神経衰弱みたいなゲームで
ハマグリの貝殻に、上下バラバラの絵をかいて、
上下のセットを見つけるというものです。
ハマグリの貝殻は、セットでしか上下がそろわないため、
「夫婦和合」の象徴とされていました。
はまぐりの貝殻のように、
ぴったりの縁をみつけ、将来幸せになってほしいとの
願いが込められているようです。
な、なるほど~ (´・ω・`)
これは、結婚についての縁起ものなのですね。
今の時代、女性には、
結婚よりキャリアの方が必要とされている!?
とはいえ、良縁は大事ですよね。
ハマグリのお吸い物で、旬のものを味わいつつ、
良縁にも恵まれたいですね (b・ω・d)グッ!
☆ おわりに
ひな祭りの料理の意味と由来を
ざっくり、知っていただけたら、幸いです。
女の子がいる家は、やはりきちんとお祝いしたいですよね。
この記事を書きながら、
筆者も、いろいろ用意しないとなぁ・・と思いました。
ではでは、みなさん、素敵なひな祭りを!
読んでくださり、ありがとうございました。
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